新生山下雄平


山下雄平、新体制の御挨拶


この度、濱上雄大と嶋隆裕が山下雄平に正式加入し、山下雄平はバンドに変身致します。

三名の意志は下記にて。


【新体制】
山下雄平|Vocal,Guitar
濱上雄大|Guitar
嶋隆裕|Drums


何卒、宜しくお願い申し上げます。


2024年2月21日
山下雄平チーム運営
表現レーベル・MODE
MODE / Blue Lodge Records
https://mode-1984.tumblr.com




山下雄平コメント


山下雄平より、皆様へ


いつも山下雄平の活動を応援して頂き、誠にありがとうございます。
山下雄平から皆様へご報告がございます。

大学在学中より山下雄平としての楽曲を書き始め、2003年頃から湘南地区、2006年6月から横浜を中心にライブ活動を行って参りました。
右も左も分からないまま、[ギター1本と歌]の路上ライブも含めると年間100本以上のライブ、ただただ我武者羅だったと思います。
活動の中で徐々に繋がりが増え、テレビやラジオ等のメディアにも出演させて頂く機会を与えて頂き、横浜のアーティストとしてのイメージを確立していくことができました。
当時の自分の実力以上のものを恵んで頂いていたこと、改めて感謝しかありません。
神奈川県のメディアを創出している関係者の皆様の懐は深く、チャンスを与えるという意識はとても高かったように感じます。
人間の仕事、それを今になって考えると骨の髄まで沁みてくるものがあります。

2010年CDデビュー以降は、生まれ故郷の香川、幼少期を過ごした広島、そして関東一円から全国へと。ツアーでお世話になってきたライブハウス、インストアライブの会場、様々なお店、ラジオ各局等、多くのご協力を頂いて活動を行って参りました。
2011年10月10日に行った渋谷O-WEST(現:Spotify O-WEST)でのワンマンライブ、全国各地より東京に足を運んで頂き、自身最大キャパでの単独公演となりました。
2013年に当時のチームで制作したCD作品『古里が聴こえる』を創り終え、同年11月22日に開催したワンマンライブ『瞬き』をもって、漠然と活動休止を心に描いていたと思います。一旦やり切ったと。
当時の山下雄平としてのラストランは、2014年4月の東京・恵比寿YaYa弾き語りワンマン、6月の横浜・関内BAYSIS。

今言えること、思っているのは、やはり山下雄平の歌を好きだと言って下さるあなたの存在、お世話になったライブハウスやライブハウスの方々、様々なお店や場所や人々、メディアとそれに関わる方々、そして音楽業界事務所レーベル等に精通されている方々、リハーサルスタジオやレコーディングスタジオそこで創る方達、共演者、それら全てのお力添え・影響があったからこそ、あるからこその私だということです。
今まで支えて頂いた方、本当にありがとうございました。そして今も、様々なことを学ばせて頂いて本当にありがとうございます。
あの頃があったから〝機が着く〟という果実を収穫することができる、これはお金では買えない財産です。そして山下雄平の音楽へ集まって下さる皆様は一生の宝物です。
改めて、心から感謝致します。

2024年、山下雄平は約10年の時を経て新しい形として再始動致します。
2023年、約9年ぶりに行ったワンマンライブ『彩生』のステージを共にしたギター・濱上雄大、ドラムス・嶋隆裕が正式に加入し、山下雄平はバンドへ変身致します。
勿論、これまでの楽曲は変わらず演奏していきます。
三人でのライブを基本に、何れかの組み合わせで二人(山下+濱上または山下+嶋)、単純に弾き語り、サポートが入って三人以上等、フレキシブルな動きがあるよということは予めお伝えさせてください。
そして、現場は基本三人ですが、もはや四人目のメンバーだと思っている、山下雄平初期楽曲からサウンドメイクを行ってきた鈴木紫峰都も、サウンドディレクターとして新生山下雄平に正式に参加致します。

2020年以降の季節が、再び山下雄平をそうさせていった、そのように感じます。

そして2022年11月26日リリースの13曲入りフルアルバム『13 LIBRARY』、ソロプロジェクト〝風景〟の始動、2023年11月25日開催の単独公演『彩生』完売御礼、これら一連の流れの中で想いは確信的なものとなり現在に至ります。
2022年に再編された制作チームも強度のある状態、意思を持って情熱的に動ける状態にあり、末永く山下雄平としての音楽を作っていける様な、非常に前向きなパワーに満ち溢れています。

この場で全ての方へ御礼したり、100パーセント何かが届くとは思っておりません。
それはこれからの活動を通じて、見て感じて頂くものだと思います。
その中で、山下雄平個人としても伝えていきたいと、今はそのように感じ、考え、本当の意味で恩返しできる方には直接、と思っています。又そのタイミングは自然に訪れるだろうと感じています。
これまでの山下雄平があり、いま新たな山下雄平があるのは間違いなく関わって頂いた方のお力、お気持ちがあったから、あるからです。
本当に、ありがとうございます。

長くなりましたけれど、今ここから、新生山下雄平をどうぞ宜しくお願いいたします。

僕の人生は音楽です。

山下雄平




濱上雄大コメント


その時は不意にやってきた。

2023年の春終わり、懐かしい方からの便り。

ギターを弾いて欲しい。

19歳だったか20歳だったか、
横浜の某ライブハウスで出会った一人のシンガーソングライター。
初めて、インディーズアーティストのCDを買った。

それが『山下雄平』。

めっちゃ良い曲歌うじゃんか!!
とにかく衝撃を受けた事を鮮明に覚えている。

悩んだ。
自分は今『esola』という最高のバンドをやっており、且つ父親であり、大黒柱である。
務まるのだろうか。やり切れるのだろうか。
数年ぶりに会った山下雄平に問う。

何で自分なのか。
本当に自分でいいのか。
と。

彼は言った。

今の現状のハマちゃんがいいんだよ。

esolaのメンバーにも正直な気持ちを話した。

参加したい。

この度、
『esola』のギタリストであり、
『山下雄平』のギタリストにもなる。

すれ違う事もないままに、
いつしか透き通る、今宵は花開く。

きっと青の魔法。

そして、
ラムネのような日々のこと。

濱上雄大




嶋隆裕コメント


2023年の春、1通の便りが届く。

差出人は山下雄平。
奇しくもそれは僕の誕生日の翌日であった。

数年振りの再会を果たした3人の距離は驚く程あの頃と変わっていない。
そして、僕らは資材を集め船を創り出す。

2023年11月、3人で創り上げた船でひとつの目的地に僕らは辿り着けた。
目の前に広がっていたのはあまりにも素敵な景色。

2024年、ワクワクの風は今も吹き荒れている。
僕らは帆を閉じず次の目的地へと進む事にした。
航海のない人生なんて退屈だから。

これからどんな景色を見れるのだろう。
ワクワクの風を感じて、次の目的地を目指す。

嶋隆裕