20231125

2023年11月25日@戸塚ファーストアヴェニュー、山下雄平・ライブ・2023『彩生』完奏。

ご来場頂いたお客様
心の中で応援して下さった方
ファーストアヴェニュースタッフの皆様

心の底から感謝を申し上げます。

本当にありがとうございました。

- SET LIST -
2023.11.25@戸塚ファーストアヴェニュー
山下雄平・ライブ・2023『彩生』

ステージ
山下雄平(ボーカル、ギター)
濱上雄大(エレクトリックギター)
嶋 隆裕(ドラムス)

SE:The Who / The Kids Are Alright

1 ホームタウン
2 ビルの森
3 Moment
4 それぞれの場所、それぞれの空
5 紫陽花
6 僕は旅に出る
7 COMEBACK MY BLUE!
8 本当の気持ち
9 サンキューグッデイ
10電話
11凛
12蝉時雨
131984
14your song

EN
1 古里が聴こえる(弾き語り)
2 はるか
●BGM(開演前)
1 今日あの橋の向こうまで / セカイイチ
2 赤黄色の金木犀 / フジファブリック
3 変わらないもの / 奥華子
4 崖の上のポニョ(のぞみちゃんデモ) / 藤岡藤巻と大橋のぞみ
5 High And Dry / Radiohead
6 レンズ / the Swis
7 春、つたない恋のはじまり。 / 山下雄平
8 Force / ストレイテナー
9 残酷な天使のテーゼ / 高橋洋子
10人のことなんて / 森山直太朗
11You Never Know / Wilco

●BGM(終演後)山下雄平リリース楽曲
1 空想線路
2 サンキューグッデイ
3 5月の風
4 はるか
5 ピノキオ
6 そのとき風は吹いていた
7 紫陽花
8 僕は旅に出る
9 ビルの森
10カレン
11古里が聴こえる
12はじまりのうた
〔企画〕
表現レーベル・MODE
〔制作〕
〔協力〕
ファーストアヴェニュー(担当:浅井様)
改めて。
濱ちゃん、嶋くんとの道のりを振り返りたいと思います。

4月29日、戸塚の地で数億年ぶりに僕達は再会しました。
川っぺりでノイジーな風を感じながら呑み、僕はあまりの嬉しさからベロベロになり、やがて電車に揺られて知らない町へ辿り着くのでした。

それから日々の中で、これまでの山下雄平そしてこれからの山下雄平をどう伝えていこうか考え抜き、6月28日から約一ヶ月間、生活と共にひたすら一人で稽古を重ねました。
この時間がその後の意思決定全てに影響したことは間違いなく、絶対にブレない軸を掴めたことは非常に大きな出来事だったと振り返ります。

7月29日、バンドリハーサルがスタート。
デビューから13年(下積みを合わせると約20年)というキャリアの中で、様々なタイプのミュージシャンにサポートして頂いてきましたが、二人の音は誰とも似ておらず、その個性を僕は直感的に大好きだと感じて、これは共に叩き上げていけば唯一無二になれるという確信めいたものを感じ、それは今も全く変わらずむしろ強くなる一方です。

リハーサルを進める中で、僕はただ一つの軸を100パーセント信じ、『ノリ』を創るということだけを二人にメッセージしてきたつもりです。
正解不正解がない中で、それが本当に音楽になっているのか。その概念に眠る心の声を、大袈裟に言えば二人がノイローゼになる位むさ苦しく伝えてきました。
それだけ今回に懸ける想いは強く、その想いだけは誰にも負けないと思ってやってきました。

バンドリハが佳境に入った頃、お好み焼きのトッピングを決めるように『ノリ』への具体的な解釈が二人から湧き上がってきて、それはとてもハートフルで強いパッションに包まれたものだったと、あの辺りの感情は日々に彩りを与えてくれるものだったと振り返ります。

ゲネプロの日、三人の口からは「あぁ、もう今日このままライブやろうよ」と溢れるほど、今できることは全てやってきたという感覚が心を満たしていました。
ドラムをフルセット持ち込む嶋くん、毎回のようにアンプを携えギター何本も持ち込んでくる濱ちゃん。
心底この二人で良かったと。他に選択肢などないと今も思っています。

そこから本番までの時間、そして本番、今。
日々の中で不思議と全てが繋がって感じられる、本当のリアルを噛み締めています。

僕達三人はあの日がゴールじゃなくて、あの瞬間スタートに立ちました。
皆さんと一緒に立っているという気持ちです。

文字通り『彩生』(さいせい)。
一人「再生」ではなく、皆さんが与えて下さった「彩り」が心の中響き渡っています。

本当にありがとうございました

最大級の感謝を込めて。

山下雄平HP

山下雄平HP