2023→2024


今年最後のウェブログです。

まずは直近から振り返ると2023年11月25日、山下雄平として約9年ぶりとなる単独公演『彩生』を戸塚ファーストアヴェニューにて開催しました。

お陰様で会場は満員御礼。
10年、15年と応援して下さっている方
お久しぶりの方
今回初めてだった方
今の山下雄平を見て頂き、本当にありがとうございました。
大袈裟ではなく、奇跡だと思えました。
改めて 心の底から感謝いたします。

遡ること2022年初頭、蕾が開くように山下雄平のリイシュー企画が持ち上がる。そうこうして、制作チームに鈴木紫峰都さん合流。
表現レーベル・MODE内の音楽レーベル、MODE / Blue Lodge Recordsより発表。
レーベルは前身から内部の編成が変化しながらも、2010年からスタートして13年。今や叩き上げた芯だけが残る貴重な屋台に思える。
『13 LIBRARY』制作段階から、〝翌年山下雄平ライブ〟の構想が始まり、これから誰とどんな音楽をどの様な志でやるか、熟考に熟考を重ねてきました。

2023年春、ギター・濱上雄大君、ドラムス・嶋隆裕君に連絡。
すぐに返信が来て、これはタイミングが合っているなと確信。
即日再会した時も、不思議と最近会ったような感じで。
ワンマンライブまでのことについては、ウェブログにその想い()を記録してあります。
2023年11月25日、二度とは無い瞬間に僕達なりのファーストテイク。荒削りの2時間弱16曲。

山下・濱上・嶋での初山下雄平。
ファーストアヴェニューにてファーストライブがファーストワンマン。
再現はできないから、きっとこれからも度々思い出しては宝物のように思うのでしょう。

ステージに立ち、いま再び『山下雄平』の楽曲を演奏する

思い出作りじゃない スタートだと
完全撤収後 冬の街風が伝えてくれました。

2023年といえばもう一つ。
ソロプロジェクト〝風景〟の始動。

2022年山下雄平『13 LIBRARY』の制作完結とほぼ同時にレコーディングを開始。
録りものは2023年1月末までに完了し、ミックス・マスタリングに一冬丸ごと捧げ、完成したと心決まったのは6月大雨の日でした。
メイン楽曲『』の編曲、エンジニア業務を担ったのはお馴染み鈴木紫峰都さん。
限りなく閉じたところでミュージックを鳴らし、それは緻密に設計され、最後は誰にも分からない領域まで掘り下げて行った思い出。
〝解放へ〟 それだけを頼りに。
正直、鈴木さんだから一緒に仕事してくれたなと。

2020年以降の世界で感じてきたこと
所謂ポップスは歌わないと思うけれど


時間をかけてその意味合いを滲ませていけたらと思っています。


2024年、山下雄平は動きます。
予定では早春に発表がありますので、待っていてください。


今年も本当にお世話になりました。
また来年も宜しくお願いいたします。

山下雄平より、最大級の感謝を込めて。